メルカリでのコメントのやり取りで、「これで購入してもらえる」と手続きを待っていたら、「あれ?コメントのやり取りをした人とは違う人が購入してしまった。」そんな経験はありませんか?
メルカリでは「最初に購入した方と取引する」が公式ルールになります。
つまり、一番最初に購入手続きを完了したユーザーが優先です。交渉やコメントをしたとしても関係ないのです。
以前、メルカリでの「横取り」についての記事を書きました。
購入者の立場だったらどうしたらいいの?という疑問について解説しています。
今回は出品者の立場から「横取り」された時の対応を解説していきたいと思います。
横取りされたとしても、出品者はメルカリルールでは最初に手続きをした方と取引をしないといけません。
メルカリの横取りについてはYoutube動画でも詳しくご紹介しています。
また、横取りを防止するための「専用ページ」を作ることも、メリットとデメリットがあります。
専用出品にした事でトラブルになるケースもありますので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
横取りとは
メルカリでよく聞くトラブルの1つが「横取り」とよばれるものです。
コメントで値段交渉などのやり取りをして「やった!売れた」と思ったら、やり取りしていた人とは違う人が購入しているというケースです。
値下げをしたタイミングで購入されたり、コメントの返信を待っている間に購入されたりするケースも。
そもそも、メルカリは「早い者勝ち」のルール。
どんなにやり取りをしたとしても、先に購入手続きをした方が商品を取引することができるのです。
「以下引用」
第11条 支払及び取引の実行
1.売買契約の成立
購入者が出品された特定の商品の購入完了手続をした時をもって当該商品の売買契約が成立するものとします。
出典:https://www.mercari.com/jp/tos/
「○○さんに購入して欲しかったのに…」と横取りした購入者に怒りを感じることもあるかもしれません。
しかし、それに対して相手に抗議したり、報復するのは逆にこちらがペナルティを受ける危険もあるので、絶対におすすめしません。
横取りされた時の対応(出品者の場合)
専用出品だったのに横取りされたり、コメントのやり取りをしていた人とは違う購入者だった場合には、困惑するかもしれません。元の購入希望の方に申し訳ない気持ちになります。
そんな気持ちをぐっとおさえて、横取りされたときの対応について解説していきます。
諦めて対応する
横取りされた時に、出品者ができることは残念ながらありません。例え、「専用出品」をしていたとしても、メルカリルールでは「早い者勝ち」ですので、横取りした購入者に非はありません。
いつもと同じように挨拶をし、発送をして取引を円滑に進めてください。
どうしてもキャンセルしたい場合
「諦めきれない!」
どうしても、キャンセルしたい場合には、商品の取引メッセージから、横取りをした購入者にメッセージを送りましょう。
○○様、申し訳ございません。
せっかく購入して頂いたのですが、実はこちらは先に他の方と交渉して金額を変更した商品です。
もし、可能でしたらキャンセル申請をさせて頂きたいのですがいかがでしょうか?
メッセージの一例としてあげましたが、なるべく丁寧な文章で、他の人に購入してもらうはずだったというのを伝えましょう。メルカリ利用者の中には、コメント欄を読んでいなかったり、初心者で知らずに購入してしまうケースもあります。
購入者からキャンセルOKの申請がきた場合は、取引キャンセルの手続きをとることができます。
キャンセル申請が出来たとしても、ここは注意してください!
- すでに前の購入者が諦めて他の商品を購入してしましまっている。
キャンセルが成立したら商品を表示させて、再度コメントで購入できることを通知しましょう。
しかし、購入希望だった人から返信がない。他の商品を購入してしまったなど。
取引がキャンセルできたとしても、販売できなくなってしまう可能性もあります。 - 取引キャンセルを重ねると出品者側がペナルティを受ける可能性がある。
専用出品などはマイルール。そのため、事務局に悪質と判断された場合には利用制限がかかる可能性も。
専用出品を横取りした購入者に強くキャンセルをもちかけるのはやめましょう!
気を悪くした購入者が、事務局にクレームを通告されたら、ペナルティを受けるのは出品者のほうです。
どちらにしても、キャンセルをするのはリスクがあることを理解した上で、自己責任で行ってください。
キャンセルや悪い評価はNG
横取りをした購入者に注意したり、キャンセルをするよう強要するメッセージを送るのはやめましょう。
中には、「商品がありません」と発送を拒否する方もいるようですが、横取りした購入者が怒って事務局に通報すれば、ペナルティがつく可能性があるのは出品者です。
先程もお伝えしたように、メルカリルール上では購入者には全く落ち度がないのです。
自分のプロフィールや出品ページに、「即購入禁止」「専用は他の方は買わないでください」と書いていたとしてもです。これらは「マイルール」といわれ、出品者独自が掲げているルールです。
メルカリのルールは、絶対です。
横取りを理由に購入者に取引キャンセルを申請したり、独自ルールで対応して、メルカリ事務局からの警告やペナルティを受けるのは出品者なのです。
また、嫌味を言ったり、取引中にこちらの態度が悪い事で相手から「悪い」評価をつけられてしまう可能性もあります。
他の方と同じ対応をし、横取りには触れずに取引評価をしましょう。購入者が取引評価で「悪い」をつける理由を与えることがないように気をつけることが大切です。
出品者側としては、「購入してもらえればOK」とあまり気負わずやりましょう。どの購入者に対しても変わらず丁寧な対応を心がけたいですね。
専用出品をお願いされたら
「横取り」を防止するために「専用ページ」を依頼したり、自ら「専用出品」をと促す購入者もいるかもしれません。
一見、丁寧な対応にもみえますが、専用にすることでのメリットよりもデメリットが多いなと感じます。
専用ページでも横取りされる
専用出品ページを作ったとしても、完全に横取りを防ぐことはできません。横取りされた購入希望者からクレームが入ることもあります。それを理解したうえで作成する必要があります。
トラブルを避けるためにおすすめなのが、コメント欄に注意喚起する方法です。
金額変更したので、ご購入お願いします。
他の方に購入される可能性もありますので、お早目の購入をお願いします。
コメントすることで、専用出品だけど早く買わないと!という気持ちになりますよね!横取りされても、トラブルになりにくくておすすめです。
専用を作ったのに購入されない
専用出品ページを作っていたのに、購入されないケースもあります。専用ページにすると他の人が買いづらくなるので、取り置きしていた期間だけ時間が無駄になります。
同業種の嫌がらせで、わざと専用にさせて商品を売れなくする…なんて方もいるようです。
また、一度金額を下げた商品を、購入されないからと再度金額を戻しても「新着表示」されません。そこから100円値下げをしても同等です。
新着表示させるためには、再出品をする必要があります。
それまでの「いいね」を押してくれた人や、新たなページを作る手間もかかるので、なるべく専用にせず購入してもらうことをおすすめします。
商品説明やプロフィールに「専用出品やお取り置きは対応しておりません」などの文言をいれておくと、断りやすくなりますよ!
まとめ
今回は「横取り」や「専用出品」について、出品者側の立場での対応方法を解説しました。
出品者側としては、早く買ってくれる、高く買ってくれる人がいてくれると嬉しいですね。実は、横取りをあえてさせるような人間の心理をついたテクニックも存在するようです。
とにかく、大切なのは「メルカリは早いもの勝ち」のルール。
「即購入禁止」 「専用は他の方は買わないでください」 などのマイルールは購入者とのトラブルや、ペナルティを受ける可能性もありますので、気を付けましょう!
また、専用出品ページを作っても他の方が購入する場合もありますし、購入されずに残ってしまうケースもあります。
一度金額を下げてしまったものは、100円値下げしてもおすすめ表示にはされなくなるので、再出品する必要があります。
メルカリでは色々な人が取引を行っています。
主婦・学生・会社員・業者など。どんな方がきても、丁寧な取引で対応してくださいね。
この人はちょっと取引したくない…そんな時は「ブロック」機能もあるので、自分やアカウントを守るために使ってみるのもおすすめです。
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